豊かな自然に囲まれた環境で、ちょっと特別なステイを楽しむ「農家民宿」。今回は、2019年にオープンしたばかり、「おじいちゃん、おばあちゃんの家」に帰ってきたような懐かしさと、新しい体験の両方を楽しめる「農家民宿 はるり」のご紹介です。

 

丹波市青垣町に2019年にオープンした農家民宿はるり。オーナーの蘆田真博さんは奈良県出身、丹波市はお祖父様の家があり、蘆田さんにとって楽しい思い出が詰まった場所でもあります。お祖父様の家だった築80年の古民家を手入れし、「この場所で人と人を繋ぐ場所を作りたい」という思いからオープンした民宿は一日一組限定のプライベート空間。カップルや子育て世代、リタイア世代にも幅広く利用されています。

 

 

「丹波市には魅力的な人や取り組みが多く、日帰りでは回りきれないほどたくさんのおすすめスポットがあるので、ここを拠点にたくさんの人と繋がってもらいたい」と話す蘆田さん。Iターンならでは、そして昔から丹波市をよく知る蘆田さんならではの周辺散策おすすめスポットも好評です。体験施設ではBBQグリルとピザ窯の貸し出しも行っており、「SATURDAY TAMBA」取材陣はピザ焼き体験を楽しんできました。

 

 

ピザ窯利用料は1,000円~で、+500円でピザ生地を用意してもらえます。丁寧にレクチャーしてもらいながら手や綿棒で生地を伸ばしていきます。

 

 

今回ピザの具として用意したのがこちら。当日の朝、道の駅あおがきにて購入したナス・ほうれん草、芦田ポートリーのひね鶏をつかった「きちんとチキンソーセージ」、ピザソースとして氷上つたの会のトマトケチャップ、チーズは婦木農場の「丹波チーズ工房 奥丹波ゴーダ」と、丹波のいいものづくしです。

 

 

具がセッティングできたら、外の体験施設にあるピザ窯へ。薪を利用したピザ窯は、窯を温めるのに少し時間がかかりますが、焼くのはあっという間。焼き上がりは生地や野菜の焼ける香ばしい匂いとともに、薪の香りもふんわり漂います。

 

 

チーズをかけて二度焼きすると更にこんがり、見るからに美味しいピザができあがりました。生地もパリもち、つたの会のケチャップがよりまろやかな味になりピザにぴったりです。

 

 

体験施設はガレージを利用した開放的な空間なので、都会ではなかなか楽しめないBBQや薪ピザなどが天気を気にせず、お手軽なスタイルで楽しめます。体験施設は日帰り(午前11時〜午後2時)でも利用することができ、2日前までの予約が必要です。

 

 オーナーの蘆田真博さん・沙紀さん

 

ピザ窯を片手に、2020年からはイベント出店も始めた農家民宿はるり。「はるりピザ」は毎回完売の人気メニューです。これまでの農家民宿のイメージを一新し、自ら様々な人達に出会いに行く姿勢も大切にする農家民宿はるりのこれからの進化も楽しみです。

 

農家民宿はるり

名称       農家民宿はるり

所在地   兵庫県丹波市青垣町西芦田1013-1

電話       0795-88-5515

メール  noukaminsyuku.haruri@gmail.com

ウェブサイト      https://noukaminsyuku-haruri.com/

予約方法              電話またはメール

価格帯   1泊の料金  大人 5,000円  子供 6-12歳3,000円  幼児 3-5歳1,000円   乳児 0-2歳無料(税込)

お食事別途 お1人様あたり 夕食代 2,000円・朝食代 500円"

【体験メニュー】

BBQグリル         宿泊者2,000円    日帰り4人まで:2,000円5人目以降:+500円/1人

ピザ窯    宿泊者1,000円            日帰り2人まで:1,000円 3人目以降:+500円/1人

 

 

 

私がレポート

稿
チカコ
女性
30代
関西某所で生まれ育ち、ひょんなことから数年前に丹波に移り住むことに。ライターとしてインタビュー記事や、丹波のランチレポ、ニューオープン情報などを書き綴る仕事をしつつ、夜な夜なしっぽりカウンター飲みを楽しむアラフォー女子です。
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