秋の味覚を楽しむ第2弾は、築約200年の古民家でゆっくりとした時間が楽しめるcafe genten(ゲンテン)の秋限定 モンブランクッキーシューをご紹介いたします。
文化財として貴重な江戸時代の古民家cafe
cafe gentenは、兵庫県丹波市青垣町の東芦田という地域にある江戸時代に建てられた古民家を使ったカフェ。
養蚕農家の面影を残し、庄屋でもあった貴重な建物は、文化庁に有形文化財としても登録されている由緒ある建物です。
青垣の自然広がる田んぼの中を進んでいくと、オシャレなロッジが見えてきます。
白い馬のポーちゃんがお出迎えしてくれる駐車場に車を停めて、看板の方向に進みます。
蓮の池の横を通り、ジブリのような雰囲気の階段を登るとまるで時代を遡ったかのような茅葺き屋根の建物が。
(こちらがcafe genten)
古き良き日本の風情を感じられる広々とした店内には、いたるところに可愛らしいあしらいが施され
落ち着ける空間が広がります。
立派なお庭が一望できる見晴らしの良い縁側席。
お年寄りにも嬉しいテーブル席。
お子様にも嬉しいお座敷などお好きな席で楽しめます。
人気メニューの復活と新しく見た目も嬉しい季節メニュー
ここcafe gentenは2008年より地元の人気店として営業されてきましたが2020年コロナとスタッフの結婚をきっかけにお店は休業に入っていました。
しかし待望の声も多く、2022年7月より新たなスタッフ陣で営業を再開されました。
その際に責任者に抜擢されたのが尾崎さん。そしてお料理を任されたのが岡本さん。
尾崎さんは朝来市から、岡本さんは三田市から、それぞれ通勤されています。
2年間通いながら、青垣の自然の豊かさを体感されているお二人。
夜になるとお庭に動物がやって来ることも多く、ライトアップされた雰囲気やお酒と共に
景色も楽しむことができるのだとか。
ここに来られるお客様もすごく温かい方が多いと話されます。
以前の営業時より人気のあったオムライスとココナッツカレーはレシピを引き継ぎ、
そして新たなメニューも加え、期間限定のメニューも次々と展開をされています。
どのメニューも見た目が可愛らしく、季節ごとに旬のフルーツが満載のフルーツタルトとチーズケーキが人気です。
夏に開催された「ひんやり丹波大納言小豆スイーツフェア」では抹茶シフォンケーキに大納言小豆を添えて、
また11月からのぜんざいフェアにも参加される予定と、丹波の素材をふんだんに使ったスイーツが季節に応じて楽しめます。
秋限定!丹波栗を贅沢に使ったモンブランクッキーシュー
そしてこちらが10月限定、待望のモンブランクッキーシュー
人気商品のクッキーシューをモンブラン仕立てに贅沢な丹波栗がまるまる1つ乗った今年の新メニュー。
昨年の丹波栗フェアでは大人気だったパフェを、今年は更に新しい形で楽しんでもらおうと開発されました。
サクサクのクッキーシューに濃厚なマロンのクリーム、そして贅沢な丹波栗が秋の魅力を感じさせてくれる逸品です。
スイーツの開発は楽しいと話す岡本さんは、リピートされるお客様も多い中で飽きの来ないメニューを提供できるよう工夫を重ねます。
また、尾崎さんはチェーン店や都会では味わえないゆったりとした時間が流れる空間で、お客様と心と心を通わせたいと話します。
福祉やボランティア活動も行っている尾崎さんは、畑や田んぼでのイベントも多く開催し、自分が育てたお米をカフェで食べられるような取り組みも広げています。
取材当日は出会えなかったのですが、運がよければ看板猫のマツコさんにも会えるかも。
夜だと帰ってきて会える可能性も高いのだそう。
cafe gentenではランチのみではなく、夜営業も行っており、予約をいただければコース料理も可能です。
地域の宴会なんかにも使ってもらうこともよくあるのだとか。
丹波の秋は、栗だけでなく、新米に黒枝豆、小豆など美味しいものが盛りだくさん。
味覚だけでなく、もみじ巡りやお寺も楽しめるので、丹波の秋を楽しみに来たついでに寄っていただくのも嬉しいですし、モンブランクッキーシューやcafe gentenを楽しみに来たついでに、丹波の秋を楽しんでもらえるのももっと嬉しい。
丹波の秋をcafé gentenと共にぜひ満喫ください。
café genten
丹波市青垣町東芦田981
lunch11:00〜15:00
dinner 18:00〜22:00
定休日 水曜日
TEL 0795-87-0169
- 投稿者
- ほたる
- 性別
- 女性
- 年代
- 1980年代
- コメント
- 県外から丹波市に移住、素敵な人達との出会いに心躍る日々。食べ歩き、文化体験、アウトドアなど、浅く広く興味があり、「とりあえずやってみる」がモットー。体験してみて感じた等身大の感想をレポートにしてお届け中。