いちごを使用した「丹波産いちごの贅沢パフェ」と春限定スイーツの数々

 

 

丹波の恵みを生かしたお菓子を提供するパティスリーとオープンキッチンの中央に薪窯を備えた、茅葺屋根が目印の大人気カフェ・「中島大祥堂 丹波本店」。

本格的に春を迎え、今まさに旬の丹波産の苺をたっぷりと使った、なんとも豪華で贅沢な苺パフェが新登場!

今回は「中島大祥堂 丹波本店」の春を彩る旬の商品をご紹介します。

 

まるで芸術品!苺尽くしの「丹波産いちごの贅沢パフェ」

 

丹波産の苺をふんだんに使った「丹波産いちごの贅沢パフェ」。様々な苺のスイーツが積み重ねられたパフェグラスはとても美しく、目でも楽しめる逸品。苺パフェの登場に、感動のため息とも取れる歓声が思わず漏れるほどでした。

パフェの顔とも言える頂上にはラズベリー果汁で作られた何とも美しい飴細工のチュイール飾り。その下には地元農家さんから仕入れた新鮮で甘みたっぷりの丹波産苺がこれでもかというくらいに使われています。パフェグラスの中はなんと、6種類ほどの丹波産苺のスイーツで構成されています。苺クリームやシャーベット、ホワイトチョコアイスクリームに、ザクザクとした食感を楽しみながらのホワイトチョコクランチ。練乳ソースとの相性が嬉しい苺のマリネ。最下層には苺の味わいと食感を残したジャム。どこを食べても苺の存在が感じられる幸せいっぱいの苺パフェです。また様々な苺のスイーツの食感と味わいが層ごとに変化し、食べ進める楽しみがあります。店内スタッフの方も「本当に美味しいんですよ」と笑顔で思わず声かけされるほど。苺好きの方やパフェ、スイーツ好きの方にぜひ食べていただきたい感動の絶品パフェです!

今年の春にリニューアルのうえ、再度、発売される、とのことですので、販売時期等についての詳細はInstagramにてご確認下さい。

 

 

店内でパティシエを務める出口さんは、製菓学校を卒業後は洋菓子店だけでなく、ウエディングレストランや東京・青山にあるホテルのシェフパティシエなど、魅せるパティシエとしての経験を積んでこられています。そんな出口さんが地元丹波へ戻られたのは約2年前。豊富で豊かな食材に恵まれた故郷で家族との時間を大切にしながら、これまでの経験を生かした地元素材のスイーツを表現したかったのだそう。「食材が育った場所でお客様に味わっていただけることがまた格別。美味しい食材は東京や都会にいても取り寄せることはできるけど、丹波に来て地元の食材を味わっていただけることで更に価値が生まれるのではないか。」と、地産地消に対する熱い想いを出口さんは話してくださいました。

 

(パティシエの出口さんは約2年前にUターン)

 

パフェ以外にも丹波産の苺を使った春限定の新作メニューとして「丹波いちごのクリームパイ」「丹波いちごのショートケーキ」「丹波いちごのシュークリーム」の3種類。どれも地元の新鮮で甘みがたっぷりの苺を存分に楽しめるので、ぜひお見逃しなく!

 

 

「丹波いちごのクリームパイ」

サクッと焼き上げたパイにたっぷりの丹波産いちごとコクのあるカスタードクリームが詰め込まれています。なかの苺ジュレの酸味がアクセントです。

 

 

「丹波いちごのショートケーキ」

ふんわりとした食感のスポンジケーキとあっさりとした生クリームが丹波産いちごの香りと甘みを引き立てたショートケーキです。

 

 

「丹波いちごのシュークリーム」

丹波産苺の香りとカスタードクリーム、まろやかな味わいのピスタチオクリームとのマリアージュをお愉しみいただけます。

 

伝統と文化を紡ぐお菓子づくり

 

中島大祥堂の歴史は大変古く、元は1801年に京都で干菓子の製造を原点に始まり、1912年に6代目が大阪で中島大祥堂を創業しました。「一番大切な人に食べてもらうお菓子づくり」をモットーに、お菓子づくりを通して伝統を大切にしつつ、長い歴史を刻み続けています。

  (干菓子の製造時に使用していた木型)

 

2015年にこちらの丹波本店の営業がスタートし、カフェスペースでは丹波素材を使ったデザートはもちろん、地元の食材をシンプルに味わえるように、と薪窯ナポリピッツァや選りすぐりのオリジナルブレンドのコーヒーなどこだわりの詰まったメニューが楽しめるカフェです。

  

 

また、丹波本店は解体されていた茅葺屋根の民家を再生して建てられているので、いまでは希少な茅葺屋根の様子が伺えます。茅葺屋根の再生や店内の椅子や器やなど、食材だけではなく創ることに想いを注いできた多くの方々に支えられてきました。

実際に店内でたくさんの方々の想いが詰まった伝統や文化に触れてみることでも、店内の空間を更に楽しめるポイントです。

  

 

四季ごとに様々な表情を見せてくれる庭園を見渡しながら、庭を一望できるテーブル席やライブ感を楽しめるオープンキッチンに向かったカウンター席など、どの席でもそれぞれに楽しみながらゆるやかな時間を過ごせる空間です。

 

 

 

 

地元の方々の協力を得て丹波本店の営業を始めた当時は、地元への貢献に重きを置いていました。しかしカフェが2025年4月で10周年を迎えようとする現在、「食」だけではない価値を見出し、この空間を通して更に丹波の魅力をたくさんの方に伝えたい、というように変化してきたのだとか。

 

 

 

(通年販売している人気の定番スイーツ)

 

物販販売コーナーにおいても、和洋にとらわれずに多種多様なお菓子が購入できます。豊富なバリエーションが揃っているため、自分へのご褒美はもちろん、大切な方を想ってのお土産やギフトにもぴったりでどんなシチュエーションにも合わせられます。京都にあるブランド「SOU SOU」さんデザインのパッケージは見た目にも可愛らしいパッケージデザインでギフトにもピッタリです。

 

(パッケージがとても可愛い京都にあるブランド「SOU SOU」さんのデザインのクッキー缶)

 

 

 

(和栗・なると金時で素材の甘さが楽しめる「いもくり」)

 

中島大祥堂 丹波本店は2025年4月16日に10周年という大きな節目を目前に、庭園や物販コーナーがリニューアルされ、新たなスタートが始まります。また、周年祭として様々な企画を計画されています。 

 

 

 

 

 

(リニューアルされた庭園と物販コーナー)

 

新鮮な地元の食材を使い、文化や伝統を大切にしたお菓子づくりとこだわりの詰まった空間づくりを含めた「心地よい時間を過ごす」といった価値に重きを置く「中島大祥堂 丹波本店」。

ここでしか味わえない、丹波で採れた新鮮な苺をたっぷりと使った「中島大祥堂 丹波本店」ならではスイーツの数々と共にゆったりと落ち着いた時間と空間で過ごしてみてはいかがでしょうか。春に向けて少しずつ暖かくなりはじめていますので、柏原城下町のまち歩きも併せてお楽しみくださいね。

 

  

「中島大祥堂 丹波本店」

住所:兵庫県丹波市柏原町柏原448番地

TEL : 0795-73-0160

営業時間:平日

(販売・カフェ共に) 11:00-17:00 【Loピッツア14:00・カフェ16:30】

   土日祝

(販売) 10:00-17:30

   (カフェ) 11:00-17:30 【Lo17:00】

定休日:なし 年末年始 ※詳細はHPまたはInstagramにてご確認ください

駐車場:専用9台

 

ホームページ:https://www.ntdshop.jp/

Instagram:@nakajimataishodo

私がレポート

稿
ほたる
女性
1980年代
県外から丹波市に移住、素敵な人達との出会いに心躍る日々。食べ歩き、文化体験、アウトドアなど、浅く広く興味があり、「とりあえずやってみる」がモットー。体験してみて感じた等身大の感想をレポートにしてお届け中。
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