兵庫県丹波市では今年も”丹波栗フェア”絶賛開催中です!丹波栗といえば大きくて、柔らかく、そして何よりほっこりとした上品な甘みと風味の強さが特徴です。

そんな丹波栗を使ったスイーツが食べられる「お菓子の夢工房ときわどう 丹波ゆめタウン店」にお邪魔してきました。

 

お店に着いてショーケースをまず覗いてみると、そこには旬の素材を使った色とりどりのケーキがたくさん並んでいます。秋の味覚がギュッと詰まった丹波栗のスイーツも盛りだくさん。どれもこれも美味しそう!

旬の食材を活かした豊富な品揃えに驚きとワクワク感が止まりません。

 

 

しかし今回のお目当ては、、、

 

こちら。

秋の王様「しぼりたて生モンブラン」

 

 

 

豪華すぎる「しぼりたて生モンブラン」を食す!

 

 

今回は秋の味覚の代表格である丹波栗を贅沢に使った「しぼりたて生モンブラン」。

なんとこちらはオーダーが入ってから店内でしぼっているとのこと。

その名の通り、しぼりたてがその場でいただけます。

このモンブランの見た目の美しさと豪華さ、さらに驚きのサイズ感には思わず歓声があがりました。

 

国産マスカルポーネチーズを使用したティラミス仕立てのムースに、しっとりとした濃厚で風味豊かな丹波栗のクリームが贅沢なまでにかかっています。極めつけに大きな丹波栗の渋皮煮が2つも佇んでいて圧巻のモンブラン!

 

さて、本題のモンブランへ。クリームは濃厚で丹波栗本来の甘味や風味が存分に味わえます。

濃厚なのに上品な甘さがやさしく、中のマスカルポーネのムースがとても爽やかでした。

外のクリームと中のムースで味や食感の変化を楽しみながらいただけるので、最後の一口まで幸せいっぱいです。

素材の良さを最大限生かしたこちらのモンブランで、丹波栗を存分に堪能してみてください。

11月4日までの期間限定なのでお見逃しなく!

冷凍にてテイクアウトも可能とのことなのでお土産にもおすすめですよ。

 

そのほかにも秋限定!丹波栗を使用したケーキが多数揃っています。

 

(丹波栗のパルフェ)

(丹波栗のパルフェ)

 

(左:丹波栗のパイ包み、右:丹波栗のクレープ包み)

(左:丹波栗のパイ包み、右:丹波栗のクレープ包み)

 

(手前:丹波栗のミルクレープ、奥:丹波栗のモンブラン)

(手前:丹波栗のミルクレープ、奥:丹波栗のモンブラン)

 

店内にはカフェが併設されているので、そちらでいただきました。

コーヒーや紅茶、ジュースなど豊富なドリンクが揃っていてケーキセットとしてもいただけます。穴場カフェとしてもおすすめですよ。

 

(店内カフェの様子)

(店内カフェの様子)

 

丹波素材を使った 地元に愛され続けるときわどう

 

 

「お菓子の夢工房ときわどう」は創業70年あまり、地元の食材や旬のものを大切にした洋菓子や贈答品の和菓子を長年に渡って提供しています。

店舗は北近畿豊岡自動車道の氷上ICから約3分のところにある 「丹波ゆめタウン店

1階」にあります。併設カフェがあるので、ショーケース内のケーキをその場で楽しめます。

また、販売・カフェ店舗とは別に常楽の製造工場にて焼き菓子や生菓子を作っているとのこと。

 

ときわどう3代目の辻和久さんにお話を伺いました。

辻さんは製菓の専門学校を卒業後、西宮の有名菓子店で5年ほどお仕事をされていました。洋菓子職人の世界は厳しく、「朝6時半から夜10時半までで週6日間、お店にいるハードな日々だった」と当時のことを話してくださいました。そんな厳しい環境の中、洋菓子の基本的な部分とひと通りのことを学んだそうです。

またその店舗ではお菓子作りの基本的なノウハウ以外にもたくさんのことを学びました。近隣の高級銘菓店数店舗合同でのイベント出店がたびたび行われており、「自身がイベント出店やサプライズ好きなこともあり、その貴重な経験も含めて多くのことを勉強させていただいた」とおっしゃっていました。

 

そんな折、地元丹波では店舗リニューアルのタイミングと人手不足が重なったこともあり、辻さんの父である2代目の康信さんから応援要請があったそう。

それに応じて丹波に戻って焼き菓子を担当することに。

「ちょっと手伝ってほしい」と言われてから、早15年ほどになると笑いながらおっしゃる辻さん。

 

 

丹波に戻ってきてからは西宮での洋菓子店時代に学んだ基本的なことを下地に「地元丹波の食材や1年を通して旬のものや季節感を大切にしたお菓子を提供している」とのこと。

また「地元の方だけでなく丹波市以外のたくさんの方にも味わってほしいです。1年を通して旬のスイーツを作っているので、できれば実際に手に取って香りや見た目も楽しんでもらえるようなお店にできれば」と、願望も聞かせていただきました。

 

丹波市以外の方に向けてひとこと伺ったところ、「インターからおりてすぐ!なんにしても丹波に来て食べていってやぁ~!」と、にっこりとしながらおっしゃっていました。

 

旬の食材やお菓子はもちろんのこと、季節の行事やイベントごとに店内の祭事スペースも賑やかな装いに。それに合わせて焼き菓子のパッケージなどが変わることもあるそうです。

イベント好きな辻さんのこだわりがこちらにも見受けられます。

 

 

またお土産におすすめ丹波市各地で展開されている丹のあんバターサンド「丹波大納言あんバターサンド」もあります。大切な方やちょっとした贈り物にも喜ばれること間違いなしです。

 

 

 

年間を通して丹波の旬が存分に味わえる「ときわどう 丹波ゆめタウン店」。

11月からは丹波産の大納言小豆を使ったお菓子が展開されます。続いて年明けからは丹波産の苺に始まり初夏に向けてのブルーベリー。ほかにも季節ごとに旬の味わいがたっぷりです!

今後も旬の素材を使ったお菓子や新作商品にも期待が高まります。

ぜひ丹波市のときわどうへ足を運んでみてください。

 

 

 

 

「お菓子の夢工房 ときわどう 丹波ゆめタウン店」

住所:兵庫県丹波市氷上町本郷300 ゆめタウン1F

TEL : 0795-82-8145

営業時間:10:00 ~ 20:00

定休日:不定休

 

私がレポート

稿
ほたる
女性
1980年代
県外から丹波市に移住、素敵な人達との出会いに心躍る日々。食べ歩き、文化体験、アウトドアなど、浅く広く興味があり、「とりあえずやってみる」がモットー。体験してみて感じた等身大の感想をレポートにしてお届け中。
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