丹波の手打ちそば屋の草分け的存在で、現在は2代目店主夫婦が店を切り盛りしている。石臼を3台使い分け、香りを追求したそばが評判。すだちをかけると色が変わる三色辛味大根そばは遊び心ある看板商品。(900円)

 

 

味のある書体の看板がかかる入り口。古民家の玄関で履物を脱いで上がるため、お店でありながら知り合いのお家に遊びに来たような懐かしさもある。増築されたテラス席ではワンちゃんの同伴も可能。

 

 

「香りを追求すると粗挽きに行き着くんです」と店主。十割そばには粗挽きを三割使用、二八そばにも中粗挽きのそば粉をブレンドし、香りと旨味を引き出している。そば以外のメニューはだし巻きのみという潔さ。

 

 

のどかな田園風景に面した二階建ての一軒家。サイクリング愛好家にも人気で、自転車来店の場合は100円引きになるサービスも実施している。二階はギャラリーとして丹波焼の陶芸作品などの展示も行なっている。

 

 

2018年に代替わりを果たした店主の宮内さん。「ウチのそばは水回しや打ち方が独創的です。噛むほどに香りや旨味、甘みが口の中で弾けるそばをぜひ味わって。そばだけで何ができるか挑戦したい」と気合十分。

 

 

縁側の大きな窓からは豊かな丹波の自然を眺めることができる店内。畳の和室にローチェアのレトロな組み合わせで、のんびり過ごすことができる。テーブル間のスペースもゆったりと取られており、落ち着いた雰囲気だ。

そばんち
丹波市市島町梶原125
営/11時~15時、16時〜(予約のみ)
金曜定休
TEL:0795-86-7446
http://www.sobanchi.com/

 

 

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