豊かな自然に囲まれた環境で、普段できない体験を楽しめる「農家民宿」。一棟貸しや一組限定のお宿もあり、他の宿泊客の目を気にせず利用できるなどのメリットから今改めて注目されています。ここでは、丹波市内のおすすめ農家民宿をピックアップしてご紹介いたします。

 

丹波市氷上町にある農家民宿おかだは、築70年の日本家屋をお宿とレストランに改修した農家民宿です。料理上手な農家のお母さん・岡田かよ子さんがお出迎えしてくださり、まるで実家に帰ったかのような、畳に掘りごたつの広々とした空間でゆったりくつろぐことができます。

 

掘りごたつの部屋はお食事や歓談などにぴったり。最新のエアコンや空気清浄機を常備し、2020年からは一日一組様限定・9名様までとするなど感染対策もしっかり行っています。室内には絵本や赤ちゃん用椅子なども設置され、赤ちゃん連れ・子ども連れの旅行にもぴったりです。日頃の喧騒を忘れ広々とした畳で寝っ転がるのも、とっても贅沢な時間の過ごしかたです。

 

縁側から見える風景も素敵

 

前菜のイメージ

 

農園ではほうれん草や大根などの定番野菜はもちろん、カステルフランコ、ピッコロ人参、チャービル、カーボロネロなど、ちょっと耳慣れない珍しい野菜が栽培され、特にイタリア野菜は種類豊富に育てられています。かよ子さん曰く、丹波の気候は意外とイタリア野菜に適しているとのこと。そんな自家製野菜を主役にしたお食事は、野菜の彩りが豊かで目にも美味しいメニューがたくさん登場。新鮮な旬の野菜そのものの味を活かした、品数豊富な料理が次々に運ばれ、ヘルシーなのに満足感たっぷりのお食事タイムです。

 

釜戸炊きご飯体験や棒パンづくり体験など、さまざまな体験プランがある中、SATURDAY TAMBA取材陣のおすすめは農業体験つき畑ツアーです。かよ子さんの野菜解説を聞きながら旬の野菜の畑をめぐり、気に入った野菜は収穫体験後お持ち帰りも可能。畑ツアーは宿泊者限定ですが、「民宿で食べたあの野菜を、家でも料理してみたい」と大好評。散策気分も楽しみながら実際に土に触れ、そして野菜にもちょっと詳しくなれるという、いいことずくめの体験です。

 

 

 

 

日帰りで利用するなら、かよ子さんの娘・美穂さんが2020年にオープンしたレストラン「Cafe&space tete」がおすすめ。民宿横の納屋をカフェに改装し、自らも農業に携わる美穂さんが丹波野菜のキッシュワンプレートなどをはじめとした日替わりランチを提供します。自らも子育て中の美穂さんが作り出す空間は、お子さま連れでのランチにもぴったりです。

 

農家民宿おかだ

名称       農家民宿おかだ

所在地   兵庫県丹波市氷上町新郷1339

電話       090-5246-5081

ウェブサイト      http://www.noukaminsyuku.jp/

主な体験              農業体験、釜戸炊きご飯体験、窯焼きピザ体験、棒パン体験 

価格帯  

朝夕食つきお一人様 

大人8,000円 小学生5,000円 乳幼児3,000円

 

農業体験 1家族1,000円

釜戸炊きご飯体験 4,000円(4人分)

窯焼きピザ体験 体験料1000円+ピザ1枚1500円

※ピザは2枚からとなります。体験料は10名まで1000円、その後1名ごとに+300円

棒パン体験(釜戸ご飯体験orピザ体験に追加で) 800円(8本)   

 

部屋数   和室  8帖・6帖 9名様まで

アメニティ          バスタオル・ドライヤー

 

 

私がレポート

稿
チカコ
女性
30代
関西某所で生まれ育ち、ひょんなことから数年前に丹波に移り住むことに。ライターとしてインタビュー記事や、丹波のランチレポ、ニューオープン情報などを書き綴る仕事をしつつ、夜な夜なしっぽりカウンター飲みを楽しむアラフォー女子です。
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