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    Date:2020.01.08

古くから続くほっこりする伝統行事

丹波市市島町徳尾にある折杉神社では、古くから節分の2月3日になると「粥占い」という伝統行事が行われています。

 

 

 

 

昔の人々は、年貢を納めなければなりませんでした。自分たちが食べる分と年貢で納める分が収穫できるかどうか、1年の天候と農作物の出来具合は最大の気がかりだったのです。粥占いは、人々の不安を払拭する大事な行事でした。

粥占いは、「早稲、中稲、晩稲、もち米、大麦、小麦、蕎麦、栗、大豆、小豆、春蚕、夏蚕、晩蚕」13種の作物の出来具合をお粥で占うという、不思議な占い。今は、「早稲、中稲、晩稲、大麦、小麦、大豆、小豆、柿、栗、ぶどう、トマト、なす、野菜」の13種と、少し現代的ですが、さすがに黒大豆、丹波栗、小豆の「丹波三宝」は昔も今も変わらず、エントリーされています。


米が入った大鍋に13本の竹筒を入れて粥を炊きます。竹筒には、あらかじめ13種類の作物が書かれていて、粥が炊き上がったら、竹筒を取り出し、竹筒の中に入っている粥の量が多ければ「収穫が良い」、少なければ「収穫が悪い」・・というもの。

 

 

そして、1年の天候を占うのは、12個の樫(カシ)の木片駒。粥を炊いた残り火に木片を並べて燃やします。木片が白く良く焼けるとテル「晴れ」、白と黒半分はハン「曇り」、黒く焦げるとフル「雨」。木片には、1から12までの番号が付けられていて、それぞれの月の天候を占います。

 

 

現代では、科学技術が進歩し、雨雲レーダーやAI天気など、リアルタイムで数分先の天気も分かるようになりましたが、こんな天気占いって、どんな結果が出るのかワクワクしますね。

残念ながら、人の運勢を占うことができませんが、ちょっとタイムスリップしたような古き良き伝統行事が大切に残されています。
なんだかほっこりする伝統行事に立ち会ってみませんか?

 

日時:2020年2月3日(節分の日)午後3時から

場所:丹波市市島町徳尾518 折杉神社

 

私がレポート

稿
sayumi
女子
秘密
趣味は、ランニングと山登り。木洩れ日が降り注ぐ緑のなかをランニングするのが週末のストレス解消法になっています。神戸・大阪には1時間弱で行けるので、たまに買い物を楽しみます。かれこれ20年前、大阪・堺に住んでいたとき、外からふるさとの魅力を感じました。
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