その時々で一番おいしいそばを選び、二八用の石臼と使い分けて荒めに挽く十割は芳醇な香りが自慢。一番人気の相乗りサバ寿司セット(1,500円)は、二八そばと十割そばが半分ずつとサバ寿司2切れがつく。のど越しの良い二八と香り高い十割、それぞれの味を楽しんで。

 

 

肉厚で脂の乗りが良い三陸沖産のサバと地元の青垣米を使ったサバ寿司。酢のほどよい酸味と米の甘味、サバのうまみが相まって舌を楽しませてくれる。サバ寿司単体の注文が入ることもあるという人気ぶり。

 

 

そば粉は信頼を寄せる製粉所がそろえる各地のそばの中から、その時々で最も良いものを仕入れる。時には採算が合わないこともあるが「おいしいそばを食べてほしいから」と店主の妹尾さん。

 

 

妹尾さんが奥様と改修した古民家は店舗兼自宅。「うちを目指してそばを食べに来てくれた人に、ゆっくりくつろいでほしい」と、あえて広い道沿いではなくやや奥まった場所に構えている。

 

 

仕切りの位置を移動させたり、つり天井を落として解放感を出したりと快適な空間づくりの工夫が随所に施されている。店の雰囲気に合った机や食器も妹尾さんの手作り。

 

 

温もりを感じる空間で、こだわりのそばをぜひ。

 

三津屋妹尾〈みつやせのお〉
丹波市青垣町田井縄640
営/11時~15時、その他営業は要相談
土日祝営業 TEL:0795-87-2550
https://mituyasenoo.jimdo.com/

 

 

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