筆者は、丹波に別荘地があることを初めて知りました。
そして、その地域にあるフランスの田舎にあるような家をイメージして作られた白い建物「ラ・ココット・シャンペトル」にお伺いしました。
こちらのお店は、フランスのブロカント商品を扱うお店で、大阪府堺市に「ブロカント・ドゥ・ラ・ココット」という1号店があります。
アンティークという言葉は、よく耳にすると思いますが、ブロカントは初めて聞く言葉だったので、調べてみたところ、アンティークは製造から100年以上経過したものをさすのに対し、ブロカントはフランス語で古道具をさすそうで、100年とまではいかなくても古くから愛用されたものをさすそうです。このお店は、フランスで大切に扱われてきた品々が海を越えて、新たな人の元へ引き継がれる場所なのですね。
ブロカント商品に彩られた店内
ログハウスの店内は、木のあたたかなぬくもりを感じられます。
こちらでは、カフェやランチを楽しめるようになっています。
購入して、どう飾ろうか?何を作ろうか?とイメージが膨らむ小物たちが所狭しと並びます。
ドライフラワーも販売しています。
お店の奥は白い壁の空間で、素敵なインテリアと共に商品を見ることが出来ます。
どこを写真で切り取っても写真映えします。
くまちゃん達はコレクターの方々に人気だそうです。
関西圏からアクセスがいい丹波へ
素敵な世界観をもつお店のオーナーにお話を伺いました。
まず気になったのは、なぜ大阪府の1号店から、この丹波市に2号店を出店したのかということでした。
筆者は単純にオーナーが丹波市の出身だからなのかな?と思ったのですが、そうではありませんでした。
堺市の店舗に、比較的足を運びにくい神戸や大阪、京都からのお客様の為に、アクセスの良い場所を探し、丹波市に辿り着きました。自然豊かで緑が多いところも、フランスと似た雰囲気を感じ、気に入られたそうです。
▼オーナーの徳平さん
商品は全てフランスから直接買い付け
お店で販売されている商品は、全てフランスから直接買い付けしているもの。
コロナ禍の前は、年2回現地を訪れ、1週間~10日ほど滞在して買い付けをされていたそうですが、コロナ禍で直接訪れることが出来ない期間は、フランス人の友人にリモートで買い付けをお願いしているそうです。
ゆっくり滞在してもらうために始めたカフェ
お店を訪れるお客様は、遠方から訪れる方々も少なくなく、お店や建物が気に入って何時間も滞在される方が多いそうです。そんな、遠方から訪れるお客様にゆっくりしてもらいたい想いから、カフェを始められたそうです。
週末限定予約優先のランチプレート
今回、金・土・日に予約優先で提供されているランチプレートをいただきました。
予約はInstagramのDMから可能です。
お天気の良い日は、木漏れ日を浴びながら、テラスで楽しむことも出来ます。
テラスのそばには桜の木が生えているので、春は桜が咲いて最高のロケーションだそうです。
ランチプレートはキッシュと地元の野菜で作られたサラダやマリネ、スープとパンです。
この日のスープはジャガイモでした。キッシュも具材がゴロゴロ入っていて、黒コショウのアクセントがとてもよく、美味しかったです。
▼ミニケーキ&ドリンクは平日も予約無しでも利用可能。
手作りのチーズケーキは、目立った酸味がなく、まろやかでやさしい甘さが印象的で、筆者はとても好きな味でした。思わずテイクアウト出来ないのか尋ねたところ、今のところテイクアウトはしていないそうです。
現地を訪れた人しか味わうことが出来ないケーキなので、是非味わってみてください。
フランスの田舎の町の雰囲気を再現
実際に買い付けに行ってる場所は、パリから何百キロも離れたフランスの田舎の町だそうです。
そんな町の雰囲気を、建物ごとに味わってもらえるように建物の内装や噴水が手作りで再現されています。
今度は、離れに行ってみました。
離れはミニチュアドールの世界の様な空間
まるで、自分自身がフランス人形になったかのような空間。
母屋と同じように様々な雑貨が並んでいますが、本当にフランスにある建物に入ったかのような雰囲気でした。
もちろん、ここにあるものは全て商品。
次に訪れた時には売れてしまって無くなっているかもしれません。
そんな、一期一会なディスプレイもたまらないですね。
手作りの噴水には・・・?
離れからさらに進んだところに、オーナー手作りの噴水があります。
このスポットが個人的にはお気に入りで、色んな角度から写真を撮りました。
噴水の中には大きなメダカが元気に泳いでいましたよ。
訪れた際は覗いてみてくださいね。
すでに世界から注目されているスポット
今は、Instagram等のSNSが発達しているので、海外からのお問い合わせも多いそうです。
また、ドールの人気もあって、小さな引き出しやドール用の家具も人気なのだとか。
ドールオーナーならこの場所にドールと訪れて撮影も楽しめそうですね。
分かれ道にご注意ください
最後に、このお店に来る道中で間違えられやすい場所があるそうなので、写真でお伝えします。
まず、この道までの道のりはお店の㏋の【こちらの案内】をご覧ください。
そして、お店まで500Mの看板の先を進むと、写真のような分かれ道があるので、そこはまっすぐ進んでください。
近くに看板もあります。
森を抜けた先にあるフランスの田舎のような空間をゆっくり満喫してください。
LA COCOTTE CHAMPÉTRE(ラ・ココット・シャンペトル)
名称 「LA COCOTTE CHAMPÉTRE(ラ・ココット・シャンペトル)」
所在地 兵庫県丹波市青垣町口塩久1128-9
営業時間 AM11:00から夕刻 ※水曜日定休、不定休あり
【 CAFEについて 】
ランチプレートは週末(金・土・日)のみです。予約優先の為、前日までにInstagramのDMでご予約ください。
ミニケーキ&ドリンクは平日もご予約無しで利用可能です。
Instagram:https://www.instagram.com/la_cocotte_champetre/
ウェブサイト:https://www.brocante-de-la-cocotte.jp/
- 投稿者
- MATY
- 性別
- 女
- 年代
- 1980年代
- コメント
- 自ら取材やレポートを行い、一次情報の記事を大事にしているフリーランスのライター。高校時代から趣味でホームページを開設。発信で世界と繋がる魅力にハマり、以降も趣味が出来るごとにブログを綴る。動物看護士、大手通販会社勤務、全国の百貨店を飛び回る催事販売員を経て2019年独立。趣味は社会人サッカーリーグの魅力を発信すること。ドリカムを崇拝しているアラフォー。