“薬膳”と聞くと、「苦そう」「美味しくなさそう」など、なんだかハードルが高いイメージがありませんか?
それ故、ビギナーにはなかなか手が出せない代物です。
カラダに良い薬膳を、もっと身近に感じてほしい。なぜなら心もカラダも満たされるから。
そんな思いから、「食養生と点心EdeN」が誕生しました。
食養生と点心EdeNは、2020年6月に活動スタート。
営養薬膳師やナチュラルフードアドバイザー、管理栄養士の資格をもつスタッフが、五感で楽しめる食体験を目指し、現在は月1回の体験型ワークショップを開催しています。
SATURDAYTAMBA取材陣は、11月20日開催の「生七味と手作りぽん酢」ワークショップに参加しました。
生七味と手作りぽん酢づくりに挑戦!
初めに生七味づくり。
まずはコチュジャンや山椒など、素材それぞれの効能について教えていただきました。
材料のひとつ、ゴマを例にとっても、ほのかな甘味がある白ゴマ、香ばしい香りが強い黒ゴマ、濃厚な味わいの金ゴマなど、意外と知らなかったお話が盛りだくさんです。
「入れて混ぜるだけの簡単調味料ですよ~」という講師の松本さん。
その言葉通り、料理が苦手な私でも混ぜるだけで簡単に生七味が完成しました!
手作り生七味
次はゆずぽん酢づくり。
ゆず果汁、醤油、みりんなど・・・材料を混ぜるだけで完成です!
材料の分量を変えたぽん酢で、豆腐の食べ比べも行いました。
分量を変えるだけで全く味が違います。
自分のお気に入りのゆずぽん酢の分量を見つけるのも楽しそうです。
ゆずを使ったアレンジレシピも教えていただきました。
写真右:柚子みそ、写真左:柚子こしょう
(写真左から)講師の松本さん、長澤さん。交代でメインの講師を務める。参加者との会話を大切にしながらワークショップを進行していきます。
ワークショップの内容だけでなく、そこから派生して新しいアイデアが生まれる。そんな空間がとても楽しく、居心地の良い時間です。
カラダが喜ぶ食養生ランチ
ワークショップの後は、季節のテーマに合わせたランチの時間です。
写真左下の丹波産コシヒカリの白ごはんから時計回りに、ニラと海老のたまごスープ、丹波野菜のサラダ・大根餅添え、黒さや大納言小豆のモナカ、豚しゃぶのネギ生姜炒め、牡蠣ときのこの沙茶醤風味
本日のランチ、テーマは「腎機能を高める」。
腎は、体内の水分代謝コントロールのほか、ホルモンや免疫系などを司るシステムのことで、「生命力の貯蔵庫」とも言われ、冷えを嫌います。
腎は人間の発育や老化とも深く関係しているので、冬の間に腎をしっかりケアすることは、アンチエイジング対策にも繋がります。
美味しいランチで心もカラダも満たされ、大満足の時間を過ごすことが出来ました。
このランチ、イベントでの出張販売もされています!
丹波ハピネスマーケットで販売すれば即完売になる、大人気のまげわっぱ弁当
季節のミート丼。満足感たっぷりなので男性にも人気。
他にも鳳梨酥(パイナップルケーキ)、叉焼(チャーシュー)メロンパンなど、食べてキレイになるおやつシリーズや、もちろん点心の販売もあります。
3人のスタッフで試作を重ねながら生まれる、心もカラダも満たされる食事の数々。
ぜひ一度味わってみてください。
ワークショップは月に一度、大連飯店内で開催されています。
定員は8名。ワークショップ情報はインスタグラムで更新中です。
私たちのカラダは、日々の食事で成り立っています。
美味しいだけではなく、カラダに良いものを摂らなければなりません。
「まずは、食に興味を持ってほしい。食べることは生きるということだから。心もカラダも健康でいたい人が、心満たされる時間を提供していきたいです」
熱い思いを持った「食養生と点心EdeN」の取り組みに、今後もますます目が離せません。
食養生と点心EdeNの皆さんにお話を伺いました!左から松本さん、田淵さん、長澤さん
Info
食養生と点心EdeN
兵庫県丹波市柏原町見長5(大連飯店内)
電話:0795-72-1306
メール:eden@dairenhanten.jp
インスタグラム:@eden_tamba
体験型ワークショップ EdeN+
カラダが喜ぶワークショップと食養生ランチ付き
日程:月1回程度
時間:11:00~14:00(受付10:45~)
場所:大連飯店
参加費:4,500円(食養生ランチ付き)
申込:電話 0795-72-1306(大連飯店)※EdeN+の申込とお伝えください
メール eden@dairenhanten.jp
インスタグラム @eden_tamba
※ワークショップは約5名以上から出張可
※お弁当は5つ以上、5日前までに予約でテイクアウト可
- 投稿者
- かずみん
- 性別
- 女性
- 年代
- アラサー女子
- コメント
- 丹波生まれ・丹波育ち。※大学4年間を除く。
大学進学時、「もう丹波には帰ってこない!!」と豪語して出て行ったものの、”離れたからこそ”ふるさとの良さを実感し、4年後に就職を機に帰郷。