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    Date:2020.07.16

農場開放!知って遊んで美味しく食べる一日

婦木農場 オープンファームデー

農業の現場で、壮大な景色に癒やされ、旬のとれたて野菜の美味しさに驚く。毎月第1・第3日曜日、丹波市春日町の婦木農場で開かれる「オープンファームデー」を紹介します。

 (婦木農場 農家体感施設○まる 外観)

 私達の食生活に欠かせない“農業”、“農家さん”の存在。「ちょっとお話してみたい」、「野菜づくりのこだわりについて聞いてみたい」という気持ちがあっても、“仕事場”である農場に入るのは、勇気がいる・・・。

「オープンファームデー」は、その名の通り農場を一日開放! 美味しい食を生み出す農業の現場、にわとり小屋や牛舎、野菜畑などを自由にゆっくりお散歩タイムが楽しめます。

普段は農業に勤しむ婦木さん一家も、この日ばかりは農業をちょっとお休みして、お客様との語らいを楽しみます。

 

一通り農場を見て回ったら、農家のお母さんが調理・提供するランチタイムの始まりです。ランチは、家族連れ、グループ、お一人さまなど、どなたでも気軽に入りやすい雰囲気です。

(2020年夏 ワンプレートランチ)

 

農家のとれたて旬の味をたっぷり楽しめるお昼ごはんは、普段忙しくて野菜をなかなか食べられない人にもぴったり。野菜が苦手な人でも、「ここの野菜なら食べられる!」と、驚きの声があがります。

作物を作る農家だからこそ、その時々の野菜の一番美味しい食べ方を知っています。たとえば夏の初めから秋まで収穫できるナスも、初めのころの柔らかいナスはシンプルに焼き茄子に、実がしっかりしてきたら麻婆茄子でがっつりと、秋のコクのあるナスはお漬物に…と、季節に応じた様々なレシピの引き出しがあります。

どのメニューもとても美味しいのに、レシピを聞くととてもシンプルで簡単だったりして、お家で試したくなっちゃいます。

(※ランチは11:30~ なくなり次第終了、事前のお席予約はできません)

 

材料のチーズや卵も、すべて自家製。ランチのメニューを家でも作ってみたいと思ったら、その場で材料を買って帰れるのも、婦木農場ならではです。

農場で飼っているジャージー牛の乳からつくったサンマルセラン、ゴーダチーズなども販売 

美味しいランチを食べたあとは、13時頃からファームツアーがスタート。にわとり小屋や牛舎、田んぼや畑などを解説付きで見学できます。農業の楽しいエピソードや、野菜づくりに対する思いなど、普段なかなか聞くことのできない生の声を聞くことができるのも魅力です。

 この日は、生まれたばかりの仔牛を見ることができました

普段何気なく見たり食べたりしている野菜についても、実際に畑を見て、話を聞くことで、「ズッキーニってこんな風に実るんだ! ミョウガってこうやって出てくるんだ!!」などと新しい発見がたくさんあります。何気なく過ごしている日々の中でつい見過ごしがちな、だけどとても大切な「食生活」について見直し、肩肘張らない程度に、丁寧に過ごしてみようかな、と前向きな気持になれる時間でもあります。

 

「美味しい、楽しい」だけじゃない、新しい気付きや発見が得られるオープンファームデー、ぜひ休日の過ごし方の選択肢に入れてみませんか。

「婦木農場」のお父さん、婦木克則さん

 

 

婦木農場 オープンファームデー

体験時間 第1・第3日曜日開催 11:30~16:00ごろまで

ランチ価格 大人1名様 1,200円 8歳以下800円 3歳以下 無料

場所:婦木農場(兵庫県丹波市春日町野村83)

お問い合わせ・予約:0795-74-0820

 

 

 

私がレポート

稿
チカコ
女性
30代
関西某所で生まれ育ち、ひょんなことから数年前に丹波に移り住むことに。ライターとしてインタビュー記事や、丹波のランチレポ、ニューオープン情報などを書き綴る仕事をしつつ、夜な夜なしっぽりカウンター飲みを楽しむアラフォー女子です。
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