丹波市青垣町にある畑の中のお花屋さんを訪れました。
植物達の歓迎を感じながら店舗へ
緑の看板にそって進んでいくと…
木々を潜り抜けて入ることができる様な入り口が現れます。
店頭では、鉢花や苗たちが出迎えてくれます。
お店に入る前から、どこから見て回ろうかとわくわくします。
アレンジメントも注文可能
店内に入り、オーナーの出町さんにお話を伺いました。
こちらのお店のオープンは2020年12月。
切り花専門ではなく、鉢花や苗も販売されています。
また、ギフトフラワー、ブーケ、リース型アレンジ、バスケットアレンジも販売されています。
当日来店し、直接注文した場合、その時入荷している花から作ってもらえます。
また、事前に予約することで、予算やイメージカラーに合わせた花を入荷して作ってもらえるそうです。
取材に伺った日は、ちょうどバスケットアレンジを作られていたので、写真を撮らせていただきました。
バスケットから花たちが躍動してるように見えます。受け取った方は、とても喜ばれているんじゃないでしょうか。
こんな素敵な作品を販売されていても「まだまだブラッシュアップが必要」と、勉強熱心な出町さん。
好きなフラワーアーティストさんのデモンストレーションやお花屋さんのワークショップに足を運び、常日頃ブラッシュアップを心掛けられているそうです。
とっておきのお花の贈り物をしたいときは、「わたぼうし」さんにお願いすれば喜んでもらえること間違いないと感じられるお話でした。
未生流師範でもあられる出町さん。
第三水曜日に青垣町佐治にある衣川會舘でお店の花を使って生け花教室をされているそうです。
季節を感じられる切り花を購入できる
店内に並ぶお花は、出町さんが季節の花々を仕入れています。
その日入荷したお花をInstagramでチェックし、来店されるお客様も多くいらっしゃるそうです。
例えば、取材に伺ったのは7月なので夏のお花が店頭に並びます。
夏の花として定番のトルコキキョウがこの日は3色並んでいました。
また、アジサイは秋色アジサイを入荷されていました。
珍しい品種を購入出来るのがお花屋さんの醍醐味ですね。大きなお花は存在感があり、1輪だけ机に飾っても、エネルギーを感じられそうです。
切り花以外も販売
切り花以外にも食虫植物や男性のお客様に人気の珍しい鉢植えもあります。
食虫植物は夏の虫よけに購入された方もいたそうです。
アプローチを楽しんで
「アプローチ」とは門から玄関までの短い道のりのことをさすのですが、出町さんはこのアプローチを来店されるお客様に楽しんでもらえたら嬉しいとおっしゃっていました。
「わたぼうし」のアプローチは、写真の通り、案内にそって歩くことで、楽しめるようになっています。
ただ今回、普段は一般の方が入ることのできないエリアも、特別に撮影をさせていただきました。
※ 来店された方は、案内されている道以外は立ち入ることができませんので、ご注意ください。
まずは、ミツバチの巣箱。都会暮らしの筆者は初めてみつばちの巣箱をみました。
ミツバチ自体も最近あまり見なくなったので、働くミツバチたちがとてもかわいかったです。
お庭の中心部にある栗の木には梯子がかけられ、子どもたちが木に登って遊べるようになっています。
栗の実も実り始めていました。
こちらは、ブラックベリーです。 (※取材の為に特別に撮影させていただいています)
赤い実よりも黒い実がポロッととれるくらいが食べごろとのことで、特別に許可をいただいて1つ食べさせていただきました。酸味の中にも甘さを感じられ、見た目以上にジューシーでした!
畑のほうに目をやると、様々な野菜が育っていました。
こちらはシソ。豊作ですね!(※畑の中に入ることはできませんのでご注意ください)
トウモロコシも実っています!
歩いてくる道を楽しんで
いざ、お庭に出てゆっくり植物を見ていると、「あ!トマトが実ってる!」「あ!ラベンダーが咲いてる!」と次々に発見して時間を忘れます。出町さんは山の木が好きで、お庭のイメージは雑木林だそうです。そのお庭を歩いて楽しんでもらい、お店に来て楽しかったと思ってもらえる雰囲気作りに努められているそうで、それが充分伝わるお庭でした。花や果実、紅葉や新緑によって四季を感じられる場所がギュギュっと詰まった場所になっていました。
お店を訪れる人たちに楽しんで貰える様にと、あえて入り口まで遠回りに作られたアプローチ。
まずは、そこで四季で変化する木々や植物たちの歓迎を受け取って、お店に入ってみてください。
「わたぼうし」は普通のお花屋さんでは体験できない、満足感と幸福感が得られるスポットでした。
「わたぼうし」
名称 「わたぼうし」
所在地 兵庫県丹波市青垣町中佐治189-2
営業日時 木・金曜日は10:00~15:30、土曜日は10:00~日没まで
※夏季休業等ありますので、事前にInstagramをご確認ください。
Instagram:https://instagram.com/wataboushi301
- 投稿者
- MATY
- 性別
- 女
- 年代
- 1980年代
- コメント
- 自ら取材やレポートを行い、一次情報の記事を大事にしているフリーランスのライター。高校時代から趣味でホームページを開設。発信で世界と繋がる魅力にハマり、以降も趣味が出来るごとにブログを綴る。動物看護士、大手通販会社勤務、全国の百貨店を飛び回る催事販売員を経て2019年独立。趣味は社会人サッカーリーグの魅力を発信すること。ドリカムを崇拝しているアラフォー。